• カトリック大阪高松大司教区 社会活動センター

イエス様の声に従って食事をふるまっているベトナム青年たちのこと

聖ビンセンシオ・ア・パウロの愛徳姉妹会 Sr.マリア・ラン

今年の8月14日、西成区萩之茶屋にある三角公園の夏祭りで、なみはや教会のベトナム人の若者たちがこの公園に来て、困窮している人々を支援するために、ベトナム料理の「揚げ春巻き」と「ゴマ団子」を約300個作って、屋台で販売しました。

その日、日本人もたくさん買いに来てくれました。困窮している人々の支援が目的ですから、この夏祭りでは食べ物を安くして、売り上げの10%は「釜ヶ崎夏祭り実行委員会」に寄付することになっています。

そして、最後はホームレスの人々に分け合うために、約100個のゴマ団子を配りました。

午後9時頃に店での販売を終え、皆さんが協力して掃除をしました。

ベトナムの信者たちは、困っている人々の努力を分かち合うことができたことを皆とても嬉しく思いました。

また8月31日には、生野教会のベトナムの青年たちは「ふるさとの家」で約140人分のお弁当を作り、ホームレスの人々のために配るつもりです。

日本に住んでいる大勢のベトナムの若者たちは、留学生や技能実習生であり、多くの困難に直面していますが、彼らよりも困難な生活をしている人々と分かち合えることは、彼らにとって喜ばしいことです。

イエス様は彼らに食事を与えるように言われていたので、青年たちはその声を聞いて従ったのでした。

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